2015年9月7日月曜日

遠かった佐武流山

9月初旬の山は新潟と長野の境にある秘境?秋山郷の200名山、佐武流山へ。長野集合で初日は移動途中のカヤノ平にある高標山(日本の山1000)に登る。車で1400m位登るので、標高差300mの山。楽勝のはずだったが、カーブの多い山道で車酔い、ちょっと気分悪し。頂上には立派な標石があった。鳥甲山と苗場山が見えたが、佐武流山は雲の中だった。移動して栃川温泉のヒュッテに2泊。5日(土)、3時半起きで4時45分、ドロノ木平登山口発。ここは長ーい林道を少しショートカットする道で、いきなり急登。ほどなく立派な林道を歩くようになる。地元の人の車の乗り入れ(山菜とり目的)は許可されているとのことだが、一般の登山者は歩かなくてはならない。月夜立岩の岸壁を見ながら檜俣川へ下り、渡渉。水量は少なかったが、持参のネオプレンソックスにはきかえてわたる。7時。ここから胸をつくような急登になるが、高度がかせげてうれしい。しかし展望も花も全くない道だ。ワルサ峰9時。苗場山からの縦走路が遠望できる。西赤沢源頭9時45分。また樹林帯を進んでやっと11時少し前に頂上標識が見えた。頂上は樹林帯の中、標識と三角点の周囲だけ刈ってあり、全く展望のない地味な山だ。登り6時間。さすがに皆、疲れてしばし休憩する。下りもこの地味な道を下山。沢15時、ショートカットしない林道を歩いて17時登山口着。往復12時間の山でした。

会津朝日岳

8月18(火)-19(水)日は会津朝日岳、林道が崩壊して入山禁止になっていた只見町の200名山。ところどころ真新しいアスファルトの林道を通り、いわなの里へ。建物は崩壊していた。5時20分。6月に山開きをしているはずなのに、登山道は背の高い草に被われ、朝露をふくんだ草木をしばらくこぐとびっしょり濡れる。三吉ミチギという水場からブナ林となり少し涼しくなった。叶の高手を過ぎ、避難小屋で一休み。しばらく登ると、スラブ状の灌木と岩の急斜面。岩はだが赤くあらわれているのは、このあたりの山の特徴みたいで、豪雪によって流されてしまうのだろう。頂上着9時。見晴のよい頂上だが会津駒ヶ岳くらいしか私にはわからない。同行の男性達は300名山達成にリーチがかかっている人が多く、かなりマイナーな山名を話していた。12時半、登山口着。