2010年9月28日火曜日

97番目の山、伊吹山

9月21日、金沢から高山へ移動して乗鞍に登る予定だったが、前線が日本海から太平洋に横断するとのことで急きょ伊吹山に変更する。朝、金沢は結構降ってきた。特急で米原へ。大垣行きの普通列車にのりかえて近江長岡に8時過ぎに着く。伊吹山登山口8時半。蒸し暑くて遠雷がひっきりなしにドーンと聞こえるのが気になるがとりあえず雨はきていないので歩き出す。神社のわきの道を行き1合目がスキー場。今はリフトは運休中。スキー場を登っていき終点が4合目。5合目を過ぎたあたりから急坂となる。6合目に避難小屋あり。7合目を過ぎたあたりで空が黒くなり雨が降り出す。これは前線が来たなと思い、降りることにする。だれも登ってきていないようだ。ところが4合目に戻ったら日がさしてきた。もう一度登ることにする。ロス時間1時間弱。次のバスで来た登山者が結構いるようで登山道はにぎやかになってきた。琵琶湖も真下にみえるようになる。6合目あたりから頂上にかけて伊吹山固有のお花畑があらわれる。イブキアザミ、イブキトラノオなど、9月なのに結構咲いている。背の高い植物が多い。教えてもらったのはイブキレイジンソウ、ピンク色の小型のめだたない花をつけていた。12時15分頂上着。頂上には土産物店、車で来た観光客がどっさり、、

96番目の山、白山

9月の三連休、加賀の白山を目指す。秋の行楽で航空券がとれない、、で9月19日(日)新潟まで飛んであとは特急で金沢へ。金沢はとてもむし暑い。翌20日、朝なんと雨。6時45分金沢駅発白山別当出合行きのバスにのる。乗客は5人。自家用車規制中なので市の瀬で、何人か乗り別当出合着。金沢からほぼ2時間。数年前にも来たが雷の中歩くのは嫌で帰ったことがある(その時は所用で京都にきたついでなので、あまり惜しくなかった)ので今回は覚悟をきめてカサをさして歩きだす。砂防新道は石畳の歩きやすい道だ。昨日室堂に泊まった登山者が続々と下山してくる。富士山のときと同じで軽装の人がめだつ。スニーカーにビニール雨具、ザックの代わりにショルダーバック。展望がきかないのでもくもくと登り途中の避難小屋10時半、白山室堂には12時ころには着いてしまう。3時間ほど。そのまま御前峰(2702m)まで登る。ガスの中、標識のほか何も見えない。しかもだれもいない頂上。室堂に戻ったら1時15分。このまま下山したかったが、室堂宿泊の予約をしている。明日天気が良くなったら池めぐりでも、、と思い泊まることにする。20人は泊まれる部屋に一人、10数人は泊まっているようだがそれぞれ部屋が違う。とにかく寒い。食堂、ビジターセンターは別棟なので、雨嵐の中行くのには気合いが要る。長い夜を過ごし起きたらもっとひどい雨嵐。気圧の谷にすっぽり入っているとのこと。朝食をゆっくりとり9時に室堂をでる。観光新道は崩落個所があるとのことで、また砂防新道を下り別当出合着11時30分。市の瀬で温泉に入り3時半のバス(シーズン終わりなのでこれ1本のみ)で金沢に戻る。

2010年9月13日月曜日

95番目の山、開聞岳

9月11日(土)95番目の山、開聞岳。所用で九州にでかけたので、金曜の夜鹿児島から普通列車にて指宿まで。1時間余りのんびりと九州最南端の海岸線を楽しむ。指宿の2駅前は薩摩今和泉駅、篤姫の生家である島津家の分家が治めていたところである。今は無人駅。指宿は温泉町、砂むしが有名だそうだが遅かったのでカツオのたたき定食で南国の雰囲気を味わう。土曜日6時9分指宿発、6時35分開聞着。開聞駅は駅舎がなくホームのみで殺風景。それでも私をいれて4人降りる。皆、山の格好。早朝にもかかわらずじとーっと暑い。30℃はある。しばらく舗装道路を歩いて開聞中学校のそばを上っていく。道路わきに1合目の標識あるがまだ山ではない。道路わきにはハイビスカスなど南国の花が咲き乱れている。森はジャングルのよう。写真(大)は1合目と2合目の間。車はここまで。青空が広がっているのに頂上付近は雲の中。2合目からしばらく火山礫の侵食された道、周囲はシダや木が生い茂るが全く涼しさは感じない。5合目になると海が見えるそうだがあいかわらず真白。登山道はらせん状に回り込んでいき大きな岩がでてくる。9合目の手前にははしごと鎖あり、ほどなく頂上(924m)へでる。9時10分。頂上も真っ白。3方は海なので晴れていたらさぞ絶景だろうと推測する。前後して登ってきた女子大生2人は九州在住なのでいろいろ話を聞くことができた。頂上発9時25分、帰りも全く展望がなく舗装道路を南国の太陽にあぶられながら駅着。11時40分。駅の標高35m、開聞岳は924mなので結構標高差があった。以前知り合いが標高が低いのでなめてかかったら大変だったという話を聞いていたので、ゆっくり登ったつもりだったが。12時4分の列車で枕崎を経由してバスで鹿児島に戻った。枕崎か知覧で遊んでいきたかったが外にでると耐えられない日射と温度。またカツオのたたき定食でがまんした。