2021年11月27日土曜日

手稲山ラスト


 11月は5日、7日、13日と手稲山(平和の滝コース)。5月から30回登ることができた。ガレ場(写真は10月のもの)に中途半端に雪があると、すべるので年寄りにはきつい。家の近くに適度な標高差を持った山があることに感謝して今シーズンを終えた。6日(土)は八剣山+硬石山、14日(日)は駒岡フットパス(車道を歩くのであまりおもしろくない)の一つ。

東砥石山


11月10日(水)晴れ時々驟雨の平日。札幌150峰の東砥石山へ。登山口に民家と神社(写真上)あり。作業道から沢を渡り、鹿道からヤブ漕ぎ40分で頂上でした。
 

2021年11月9日火曜日

大峰山南奥駈道-3







 10月30日(土)今日は行程が長いので6時に出発。葛川辻への旧道分岐を見送り尾根の登り下りを3つほど、登り返して笠捨山(1352m、写真上)7時30分。小屋からは350mほどの登りだが湿度が高く汗ばむ。下って葛川辻への分岐、送電線が横切っている。直登して槍ヶ岳と地蔵岳(1250m)を目指す。急な岩場だがロープと鎖あり。槍ヶ岳はピークへの道がないので、途中で写真。さらに鎖、木の根や岩をつかんでよじ登り地蔵岳8時30分。見晴らしはないが小さなお地蔵さんが安置されていた(写真)。ここからの下りも結構難所、鎖、梯子と手がかりあり。四阿宿跡を経て10分くらいで東屋岳、9時5分。次のピークが香精山(1222m、写真)9時45分。三等三角点があるが見通しはきかない。植林帯に下って貝吹野、古屋の辻11時でここで昼食。21世紀の森への道が分かれており日帰り装備の男性が登ってきた。如意宝珠山(736m)まで林の中をくだって舗装された林道に出る。林道(車道)と山道の交叉する道を歩く。花折塚という南北朝の武士の慰霊碑(写真)12時45分。終点の玉置山(1076m)までは見通しのない地味な道だったが、標高差があるわりには車道のゆるい登りだったので、わりと楽だった。玉置山13時30分。玉置神社の中を通って駐車場14時。太古の辻から24㎞、標識の㎞が小さな数字になるにつれて安堵感、達成感に一抹の淋しさも感じた3日間だった。なお玉置山ー熊野大社は昨年3月に歩いた。十津川温泉に泊まり31日帰札。(軽量化で昼、夜とアルファ米、十津川温泉の宿でも温泉の湯で炊いたおかゆやごはんで、糖質過剰でした)

大峰山南奥駈道-2






10月29日(金)持経ノ宿から行仙宿まで。(写真の順番は上⇒下)昨日の最後のピークは阿須迦利岳でした(写真上)。持経ノ宿はストーブと毛布があるきれいな小屋、2015年に立て替えられたもの。白谷池郷林道からきた若者1人同宿。明日は前鬼に下山だそうで軽装だった。今日の行程は短いので、朝7時半発。1時間で平治ノ宿。少し登って転法輪岳(1281m)8時55分(写真上から3,4枚目)。次が俱利迦羅岳(1252m)9時25分。怒田宿跡10時25分。直登してNTTのパラボラアンテナと建物がある行仙(ぎょうせん)岳(1227m、写真)、10時45分。このアンテナ群は遠くからもよく見え、昨年3月の果無山脈縦走の際も、行きたい思いがつのったものだ。下って行仙宿着、11時20分。宿(避難小屋)の写真(下)、持経よりは古いがとても良く整備されていた。途中で吉野まで縦走という大きなザックを背負った女性一人、また夕方になって年配の男性1人。テントを持ったこれも大荷物だ。
 

2021年11月7日日曜日

大峰山南奥駈道-1

 











10月27(水)-31(日)大峰山南奥駈道へ。27日は移動日。関空―十津川温泉ー玉置山駐車場までレンタカーで移動。タクシーに乗り換え前鬼の小仲坊泊まり。20時ころになってしまったが、食事を出していただき、1300年続く家系の61代目という五鬼さんのお話を聞く。28日、6時半出発。杉林の中の道から沢沿いに行くと、800段の木の階段がでてきて急登になる。巨岩(不動岩、二ツ石)を見ながら2時間ほどで太古の辻(下2枚の写真)に出た。以前、大普賢岳から八経ヶ岳、釈迦ヶ岳を縦走してきてここで前鬼に下山した。今回は南へ。今日のお宿(避難小屋)の持経まで5時間とある。この看板の奥の山が蘇莫岳という小ピークで10分くらい。石楠花岳の裾をまいて天狗岳(1537m、写真下から3枚目)9時45分。ブナの疎林の中を歩いて奥守岳(難しい漢字は「なびき」と読む)、バイケイソウの群落に沿って下っていくと嫁越峠(写真)10時30分。この立派な看板は新宮山彦ぐるーぷがたてて整備している。十津川-下北山村を結んだ道は廃道になっている。低いが見渡す限りの山々でここを越して嫁ぐのは大変だっただろう、、。30分ほどの急登で地蔵岳(1464m、写真)10時55分。次は般若岳(写真)11時20分。下って乾光門という樹林の中の「なびき」11時50分。お昼を食べて涅槃岳(1376m、写真)12時25分。次は証誠無漏岳(1301m、写真)13時。ヤセ尾根の岩場の鎖を伝っておりまた登り返せば阿須加利岳(1251m)、山頂は石楠花が多い。くだって今日の宿、持経ノ宿13時45分。今日は快晴でずっと釈迦ヶ岳(1800m、写真上)の尖ったピークが見えていた。今日のコースは標高は低くなっていくが、小ピークを幾つも越えていくので、最後の阿須加利岳がきつかった。

2021年11月2日火曜日

昆布岳、小幌駅、写万部山&黒松内岳






10月15-17日(金ー日)、関東の友達と4人で道南の山旅を楽しむ。15日は中山峠経由で豊浦の山、昆布岳へ。2時間半ほどで頂上、残念ながら曇り。私は4回目なので昨年の天気が良かった昆布岳を思い出して登る。下山すると晴れてきたので、礼文トンネルまで走り小幌駅に降りる。秘境駅として有名だが私は初めて。1日2回(上がりと下りで駅に止まるのは4回)ちょうど15時過ぎの列車に出会う。3人が下車。私達は海岸まで下りる。円空上人制作の木彫りの仏像が6体安置している洞窟があり、古い船着き場があった。沢に沿った荒れた道を行くとトチの実がたくさん落ちていた。林道にでて周回1時間半ほどで車に戻り、今夜のお宿は長万部温泉。カニを頼んだので食べきれないほどの豪華版でした、、。16日は一等三角点の写万部山。2時間で往復。ここも3回目だ。風が強く天気が下り坂なので早々に引き上げて黒松内へ移動。黒松内岳も昔登ってはいるが、こんなに急な山とは、、。登りは1時間半くらいだが、最初から5合目まで急坂、さらに8合目から雪崩れで木がない急な岩場になり、ロープなしではとても登れないほどだ。下山は3合目?あたりで見つけた迂回路を行くが、沢を越えたり、登ったりでとても良い道とは言えなかった。今夜は黒松内駅そばの旅館泊まり。ジンギスカン、茶わん蒸し、グラタンなどがでて手頃な値段のわりには良かった。夜から朝にかけて雨、アラレで17日はアヨロ温泉近辺でサバの開き干しを購入、ウトナイ湖の三星(よいとまけ本舗)でお茶してゆっくり帰札。
 

楓沢


 10月9日(土)樽前山のふもとの楓沢ハイキング。溶岩台地が水で掘れてガローになり苔が生えた地形で、風不死岳の向こうの苔の洞門と同じ。ロープや木を伝って1時間ほど歩くと火山灰地に出て終了。苔の洞門よりワイルドだった。