2014年9月30日火曜日

鳥甲山、御嶽の噴火


9月23(祝日),24日は鳥甲山へ。23日朝、新宿発のツアーでまず越後湯沢の飯士山。スキー場から登る600mほどの山だが、見晴らしがよく谷川岳、巻機山、八海山、苗場山などの360°の展望が広がっていた。この日は「秘境」秋山郷の小赤沢温泉の宿。赤く塩分の多いぬるいお湯だった。24日は屋敷コース往復で鳥甲山を登る。宿のご主人がリーダー、足は長靴。コースの笹刈りも毎年、されているとのことで感謝です。5時20分登山口(標高871m)、7時30分屋敷山(1460m)、まだ頂上はみえないが、赤嵓のくずれたような赤い岩肌が真近かに迫り、苗場山が背後に横たわっている。登山道にはウメバチソウ、マツムシソウ、白くてかわいいコゴメグサ、それからたぶんミヤマママコナなどが咲いていた。9時35分頂上(2036m)。頂上(上の写真)は笹の中。雨予想だったので、急いで下山。13時。
 下の写真は小秀山から御嶽山です。噴火の1週間まえのお姿。赤茶色の噴火口は見えているが、まさかこのような大惨事になるとは予想もしなかった、、。記録をみると2001年10月17日、木曽福島から田の原にバスで行って王滝コースを単独で登っていた。2時間ほどで剣ヶ峰頂上着が12時とあり、10月の3000mは寒くこんなに簡単に登れていいのか、と思った記憶がある。28日は晴天だったこと、紅葉登山、頂上がお昼くらいと登山者が集中して、犠牲者が多数でてしまった、、。ご冥福を祈るとともに、自分にも言い聞かせた今回の惨事だった(まだ終息はしていない)。

2014年9月26日金曜日

奥三界岳

9月21日(日)は初日の小秀山の近くの奥三界岳(1810m、三百名山)。夕森公園の奥の林道ゲート発5時15分。ヘッドランプで歩き出す。林道歩きから急な登山道を登り、また別な林道に出た。6時40分。昇竜の滝をみながら荒れた林道を歩き、壊れた避難小屋着7時50分。また登山道があり、そこからは中央アルプスの展望が、、。すぐに樹林帯へ入る。ひのきの天然林だそうだ。頂上着9時。壊れた展望台があった。12時25分下山。

位山から天空歩道経由で川上岳


9月20日(土)、高山市の近くの位山(1529m、二百名山)と川上岳(1625m、三百名山)へ。モンデウススキー場から登り始める。6時10分。スキー場終点6時50分。位山頂上8時15分着。「位」の意味はイチイ(オンコ)の木が多いことからだそうで、ほとんど樹林帯の中、頂上も全く眺望がない。川上(かおれと読む)岳への縦走路は笹やドウダンツツジの灌木帯で、明るい雰囲気。天気も徐々に良くなり、中央アルプスや白山が見える。天空歩道と名前がつけられているが、笹が伸びていてとりおり、切れ目から山が見える程度。1476mピーク9時15分。いくつかの小ピークを越えて見晴らしの良いところに出たと思ったら、そこが川上岳の頂上だった。11時20分。一等三角点の頂上で360度の展望。

御嶽山の南西、小秀山

9月19日(金)、御嶽山の南西、長野と岐阜の県境の山、小秀山(1982m)へ。3日間の二百、三百名山ツアーの初日です。前夜、23時40分新宿発の夜行バスで中津川4時着。乙女渓谷キャンプ場登山口へ。6時から二の谷滝コースを登り始めるが、眠いし寒く雄大できれいな滝もたいして感動しない、、。次のカモシカ渡りの岩場はとても急で、眠気が飛んでしまう。三の谷(下山コース)の分岐着9時10分。兜岩を過ぎると、あとは平和で気持ちの良い高原を歩き、頂上10時40分着。直下に立派な避難小屋があった。赤茶色の御嶽山がすぐそばにそびえている。標高差は1100m程度なのだが、結構手ごわい山だった。三の谷コースを下山。キャンプ場着14時半。

2014年9月2日火曜日

安平路山と池口岳

8月29日ー31日、中央アルプスの端っこの安平路山(2363m)と南アルプスの端っこの池口岳(2392m)へツアーで登りました。8月の本州は雨続き、今回も秋雨前線が居ついている天気予報。飯田市から大平宿、東沢林道は雨裂が入りダート道だったが、終点まで入ってくれる。休憩舎発12時半。笹をかきわけていく道だが足元はしっかりしている。擂古木山手前で雨が降り出す。しらびそ山を経て安平路避難小屋着5時半。30日朝5時半発、1時間ほどで安平路山頂上(上の写真)、見通しなし、、。ここで越百山から縦走してきたという若い単独の女性と会い、びっくり。道があるようにみえない。帰りは少し晴れて、木々の間から御嶽山がみえた。飯田に戻り、1時間半かけて今度は遠山郷へドライブ。ここは南信濃とよび静岡と近い場所。道の駅かぐらの横の民宿に泊まる。31日3時起きで、池口登山口発4時半。今日は曇りでかなり涼しい。道ははっきりしているが、ずっと樹林帯でほとんど眺望なし。面切平を経て黒薙で池口岳らしきピークが見えた。反対側には一瞬、聖や光岳の姿が、、。利検沢の頭7時45分。次のざらなぎ平は広範な崩壊地。加加森山との分岐の手前から急になり、岩場が出てくる。ここから時間にしてわずかだが急な登りで池口岳北峰着10時(下の写真)。5時間半かかった。下りは帰り交通の時間を気にして4時間でおりた。両山とも森林限界下の地味な山でした。