2025年7月13日日曜日

定山渓天狗山、鳳凰三山









6月15日(日)、アツモリソウを見に定天へ。数日早かったようです。昨年は何株も見たのに、今回は2株の群落のみ。ハナシノブ、フウロ等はきれいでした。ルンゼの土壁にはサクラソウモドキが可憐な花を咲かせていました。20-22日は南アルプスの鳳凰三山へ。3回目にしてツアーを利用(1回目は単独で夜叉神峠~御座石、2回目は友人と千丈、甲斐駒に行ったあと、アサヨ峰、鳳凰高峰から縦走し、夜叉神へ下りた)、空港からレンタカーなので楽ちん。今回は北岳林道が開通していないので、青木鉱泉から御座石、鳳凰小屋泊まりで地蔵岳、観音岳、薬師岳から中道を青木鉱泉へ下山するルート。21日(土)8時少し前に青木鉱泉に着くが、すごい台数の車、百台はゆうにある。御座石温泉まで山越えで40分くらいかかった。バス停はあるがアプリで予約しないと来ない、温泉は建物はあるがもうやっていなかった。地味な山道を登り(途中に林道が横切りここから登る人もいた)、旭岳という祠のある小ピークを経て11時45分燕頭山(2105m)。ここからオサバグサやイワカガミ、イチヨウラン(写真)、スミレ(キバナノコマノツメ?)がでてきて小屋着が14時前。小屋は新しくなっていてびっくり。昨年建て替えたそうで、内部も寝具もとてもきれい、、。(最初に泊まった時はシュラフだった)。夕食はカレー、これは以前と同じ。22日2時起きで、ヘッドランプで登りだす。地蔵岳のオベリスクはまだ暗く、観音岳への登りで明けてきた。対岸には北岳、間ノ岳、農鳥岳が連なっている。登山道は花崗岩の白い砂にピンクのイワカガミの群落が映えて、何回来てもいいな、と思う。巨岩の積み重なる観音岳(写真)は最高峰(2841m)、薬師岳山頂は開けていて北岳が真向かいに。ここで6時。中道を下りるがここは初めて。青木鉱泉まで標高差が1700mくらいある。30分ほどで御座石の由来となった巨岩を見ると。あとは花もない下りが続き、林道を40分ほど歩いたらあっけなく青木鉱泉に着いた。9時40分。大急ぎで風呂(1000円もとるのに上がり湯がでない)に入り空港に直行。こんな忙しい日程でも結構楽しめたことに感謝、です。