2015年2月16日月曜日
鹿児島の山
最終講義を終えてすっきりした気分。2月13,14日、毎日のツアーで高千穂峰と高隈山(大のがら岳)に登ってきました。雪の札幌から快晴の南国、鹿児島へ。高千穂河原(標高970m)からの登山で楽ちんなはず、、。ところが強風でしかも新燃岳の噴火以来、火山灰の積もった登山道となりけっこうきつかった。垂水温泉へ移動中、桜島が何回も爆発し青空に黒雲がムクムクと上がっている。次の日は垂水から1時間くらい移動し、大野原林道登山口から高隈山(最高峰が大のがら岳)へ。ここも標高差が600mくらい。杉林と灌木のなかのゆるい山道、ブナの南限らしい。しかし桜島の噴火の灰がひっきりなしに降り注いで、草木も緑ではないし、マスクが必需品。ザックも服も全部、灰色になる。下山してバスで桜島の反対側の展望台へ行くと、ここは平和な雰囲気。爆発孔が垂水側で、しかも季節風で灰が全部高隅山に運ばれるとのこと。初めての経験、帰りの温泉の時間が短かったため、洗髪しないで東京に戻りそのまま寝たら枕に火山灰がたまっていた。
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