2019年12月31日火曜日

支笏湖千年ミズナラ

12月1日(日)は支笏湖の千年ミズナラを見にいき、オコタン崎まで歩いてきました。みぞれが降って寒かった。さっぽろ山歩グループです。同じグループで、8日(日)は藻岩山、15日(日)は厚別峰、22日(日)は千尺高地でした。12月は記録的な少雪で、近郊は殆ど雪がなく、笹が立っていて歩きにくかったのですが、千尺は結構雪あり、それでもスキーには厳しい雪でした。
11月9日(土)余市のシリパ山。灰色の日本海をながめて寿司を食べてきた。

2019年12月5日木曜日

丹沢三ツ峰縦走



那須塩原から東京に戻り、11月3日丹沢縦走ツアーに参加。もともとは塔ヶ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、焼山登山口だったが、台風19号で下山の林道が不通となり、三ツ峰に変更。ヤビツ峠ー丹沢山間はすでに歩いているが、その先は未踏だった。初日は塔ヶ岳の尊仏山荘泊まり、本来なら連休で超混雑予想だったが、雨のためすいていた。4日、6時出発で丹沢山へ。1時間半ほど。メインルートの蛭ヶ岳への道と90°分かれた樹林帯を下っていく。三ツ峰は太礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭という小ピークの総称で、下って登っての繰り返し、木道の階段が結構きつい。しかも展望がない。高畑山の林道にでたときは昼だった。宮ヶ瀬のバス停着14時。ここは大きな人造湖で、行楽客でにぎわっていた。本厚木に出る。

2019年11月16日土曜日

300を振り返って&那須岳






 2011年に日本100、2018年に200、2019年も終わろうとするころ300を登りきることができたが、高校生のときに大雪山、樽前山を登ってから50年以上になる。学生時代(大学院も)は体力とヒマはあったが、お金がなく、就職(大学)してからはヒマがなく、定年後は体力がなくなった。定年後も少し仕事をしているので、本州への山旅の回数はさほど多くはなかった。山でお会いした首都圏在住の方々は数年で完登する人が多い。私の300の中身は単独行106山、同行者あり50山、ツアー145山である。特に年をとってからはアクセスの悪い山、林道歩行が長い山、四国と九州の200,300はツアーにお願いした。しかし思い出深い山は単独行が多い。その単独行も昔のものは記憶が薄れつつある。11月1,2日、以前3月に茶臼岳までしか行っていない那須岳の三本槍まで行ってみた。那須塩原駅からバスでロープウェイ駅まで行き(8時半)、峠の茶屋跡(写真下から2番目)までゆるく登っていく。風が強い中、帰りに朝日岳によることにして稜線を三本槍岳へ。清水平をくだるころには気温があがるが、霜柱が溶けて道はドロドロ。三本槍は穏やかな1等三角点(写真上、那須岳最高峰1917m)。帰りは岩山の朝日岳により茶臼岳(写真中)を眺める。ロープウェイ駅に戻ったらまだ13時半。バスを待って、那須塩原駅に戻るが、連休の渋滞にまきこまれた。

2019年11月15日金曜日

やっと日本300名山完登です



10月27日(日)いよいよ日本300名山ラスト(実際は301山目)の青海黒姫山(1221m)だが天気は小雨でぱっとしない。糸魚川のホテルから30分の移動で清水倉登山口へ。石灰岩の採掘場からスタート、7時45分。一本杉峠までゆるやかな登り、途中樹林帯にクマがいて、大声で追い払う。ガイドさんによればいつもこの山では会うとのこと。金木平9時45分。ここから急な登り、沢地形の中を行くが滑る石灰岩とその泥に苦戦、、。稜線に出ると紅葉真っ盛り、日本海も雲の切れ目に見える。青海黒姫山頂上11時10分。一等三角点と神社がある。下りでは左方向に栂海新道の山々が見えて、もう10数年前だが暑いなか、最後は親不知の海に服のまま入ったりで思い出深い山行だった。帰りもドロドロの道を登りと大差ない時間をかけて14時35分登山口着。晴れてきて車中から山の全貌が、、。盛り上がったような岩山、登山口が標高87mなので、山の標高は1000ちょっとだが、結構登りがいのある山でラストをしめくくることができた。

米山


10月26-27日(土日)300名山完登に向けてパワーゾーンのツアーに参加する。10日前の台風19号被害で北陸新幹線が不通になり、長野経由で上越妙高駅に集合する予定だったが、急遽新潟往復の飛行機を取り直し、前日25日、新潟から信越本線で直江津泊まり。結果的には25日に長野―金沢が開通したが、、。この週も台風は直撃しなかったが前線が活発になり大雨。柏崎を出たところで、汽車が止まり大雨でストップ信号、しばらく待っていると今度は柿崎で地震とのこと、、。何と誤報だった、、。26日、直江津から上越妙高へ移動。皆さんと落ち合って柿崎の水野林道登山口(標高500m)から米山(993m)へ。1時間ちょっとで頂上。一等三角点と原三角点(写真)があったが、残念ながら見晴らしゼロ。この日は糸魚川で宿泊。

2019年11月7日木曜日

増毛山道


10月22日(火)即位礼正殿の儀で祝日になり、浜益御殿から雄冬山の往復をしてきた。登山口9時半発、1時間半ほどで浜益御殿(1039m)着。ここから下ってまた登りなおす。笹かりがしてあって道幅は広い。雄冬山(1198m)13時半。江戸末期1857年、伊達林右ヱ門が開いた山道。2018年の8月24日に標柱が設置された。頂上標識は標柱からすぐのハイマツのやぶの中。以前、4月と5月に山スキーで頂上を踏んでいるが、無雪期に来れると思っていなかった。10年以上かけて山道の復元をなしとげた増毛山道の会の方々には感謝です。暑寒別岳、浜益岳の眺望をゆっくり楽しんで登山口に戻ったら17時を過ぎていた。



2019年11月5日火曜日

台風19号


10月12、13日(土日)は道北のウエンシリ岳へ。この日、超大型の台風19号が関東に上陸、非常に広範囲に豪雨災害をもたらし、80人超の人命が失われた、、。道北は雨もふらず、被災者の方々に申し訳ないが、山に登ることができました。

2019年10月20日日曜日

雪の平山


9月の2回目の連休は八が岳南部縦走の予定だったが、台風17号でキャンセル、、。急遽21日(土)、北大雪の平山の日帰りツアーに参加。登山口は標高1000mあるが、雪が積もったのが溶けかけてドロドロ、、。ニセカウ方面(写真)の雪は少なかったが、黒岳方面は冬山だった。ロープウェイは運休したとのこと。

2019年9月18日水曜日

やっと新潟焼山登頂




9月10,11日やっと念願の焼山頂上に立つことができた(日本300、プライベートツアー)。10日は上越妙高駅から笹ヶ峰明星荘へ移動。11日(水)、3時50分明星荘から車で杉野沢橋登山口へ。4時05分、暗い中をヘッドランプをつけ真川に沿って上流へ、山菜取りのふみあとを通り、滝沢、金山谷、裏金山谷と3-4回の渡渉あり。渡渉終了地点で6時。水場6時30分、ヤブこぎの草つゆに濡れながら、富士見峠8時10分(写真上)、曇り空だが焼山の頂上や雨飾山への稜線が見える(写真)。ほどなく笹倉温泉からの道と合流して、岩だらけの荒涼とした山頂を目指す。頂上9時15分。火打山への縦走路は雲の中。3-4年前に噴火して今年解禁になった山だが、火打への縦走路は禁止の看板があった。パラパラしてきたので、早々に下山。富士見峠10時30分、水場11時45分。このころには雷が何回も鳴り、土砂降りの雨となる。川水も茶色ににごってきてあせって下り、登山口13時50分。あと300達成まで2山(米山と青梅黒姫山)となりました。

2019年9月16日月曜日

前穂―奥穂縦走







9月6-9日ツアーで前穂―奥穂縦走。昨年、地震のためキャンセルした山行で今回はお天気にめぐまれた。6日は東京から上高地に移動、岳沢ヒュッテ泊。7日は5時半発で急な登りで前穂頂上10時(写真上)。紀美子平に戻って奥穂を目指す(写真2)。西穂とジャンダルムへ続く稜線を眺めて歩くが、天気が良すぎて暑く休み休みで、奥穂頂上(写真3)は13時15分。ジャンダルムの頂上(写真4)に人が複数いるのがみえる。穂高岳山荘(写真6)に下って、涸沢岳(写真5)15時過ぎ。北穂と涸沢岳間は未踏、厳しそうな稜線をしばし眺める。8日は徳沢ロッジ泊なので、ザイテンをゆっくり下る。

雨竜沼と南暑寒岳

8月18日(日)は日帰りで雨竜沼から南暑寒岳へ。友人が長距離運転をしてくれ3人で登ってきました。8時南暑寒荘出発、1時間半ほどで雨竜沼。サワキキョウ(青)やシベリアシオガマ(ピンク)が沼の周囲に咲いているが、遠くに黄色い大きな花の群落が見え、なんとオオハンゴンソウだった。南暑寒岳までゆるいが長い道を歩き12時着。出会った若者はなんと暑寒別岳まで往復してきたとのこと、泥だらけの足元でクマにも会ったと言っていた。下りではわれわれを追い越していった。登山口着16時。

2019年8月26日月曜日

山の日は緑岳


8月11日(日)は山の日、友達4人で前日、層雲峡ユースに泊まって標高年(2019m)の緑岳に登る。例年、山の日は天気が良くなく、おととしも緑岳に登るが完全に雨だった。今回は少しまし、第一花園に登る途中で、晴れてきて高根が原がみえた。第一、第二花園ともにエゾコザクラ、チングルマ、ツガザクラなど雪渓が残っているのでけっこう咲いている。緑岳から小泉岳を往復、クモイリンドウ、コマクサなどが残っていたが、チョウノスケソウ、キバナシオガマ、ウルップソウは枯れていた。チョウノスケソウは独特の葉っぱがかわいくて、ここの稜線には大群落が見られる。やはり7月下旬か、、。

2019年8月16日金曜日

南アルプス















8月2-6日(金ー火)は南アルプスへ。2日夜、竹橋からアルペン号で戸台経由で仙流荘まで、乗り換えて北沢峠へ。こもれび山荘に余分な荷物を置いて3日7時仙丈岳へ登る。20年ほど前の秋に来ているが山道はすっかり忘れている。11時頂上(写真)。14時半下山、こもれび山荘泊。昔は長衛小屋で、車道脇なのに、夕食がカレーとバナナ半分だったことを覚えている。現在の食事は豪華、スープ、サラダ、パスタ、鮭ムニエル、デザートと順番に出される。寝場所はカイコ棚だがカーテンがぐるっと回せるようになっていてほぼ個室。4日5時半、今日の宿泊の仙水小屋に荷物を置き、甲斐駒へ。仙水峠7時。駒津峰(写真)を経て甲斐駒頂上10時10分(写真)、2回目。ついでに摩利支天(写真)に寄って仙水小屋泊まり。ここの食事も刺身や果物がついてとてもよかった。5日4時半発、仙水峠経由で栗沢山(写真)6時50分。アサヨ峰(写真)8時5分(3年前に登ったときは、北沢峠から直登)、ここから鳳凰地蔵岳まで全員(山ガール4人)未知の縦走ルート。次はミヨシの頭9時5分。早川尾根小屋10時45分。アップダウンが結構あって、下りは樹林帯、登って少し展望が開ける。甲斐駒は少し遠く見える(写真)、八ケ岳、富士山、仙丈、北岳の山々も、。広河原峠(写真)11時30分。また登って赤薙沢の頭(写真)12時半、下って白鳳峠13時、天気が良く日射が半端でなく、この時点で行動8時間を超えて皆、疲れてくる。ここから高嶺の登り300mがきつかった、、。鳳凰高嶺(縦写真)14時20分。赤抜沢の頭を経てオベリスクの地蔵岳15時40分。皆、タカネビランジの写真をとりながら歩くので大幅にスピードダウン。300m下ってやっと鳳凰小屋。12時間行動でした。鳳凰小屋は昔と変わっていない、トイレだけバイオに。6日4時半発。観音岳直登ルート。下界は雲海の下、オベリスクが遠い(写真)。観音岳6時15分、薬師岳6時50分。ここまで楽しい稜線歩き(前回は逆コース)、南御室小屋8時、苺平8時40分、杖立峠10時、夜叉神峠登山口12時で、われながら良く歩いた天候に恵まれた山旅でした。