2011年8月18日木曜日

北アルプス、針の木から裏銀座、薬師縦走






























8月3日―10日、恒例のノマド・ヤスコツアーで北アルプスへ。昨年の黒部五郎―水晶―赤牛―読売新道縦走で行こう!といいだし、企画してもらった。7人中ガイドを入れて昨年度メンバー4人、強者がそろい私一人こんなに長期間歩けるかどうか不安になる。8月3日は移動日で信濃大町の宿泊。4日、扇沢から針の木小屋まで。小屋から針の木往復2時間。以前、単独で歩いたルートでこの時はスバリ岳を超えて柏原新道を下山。針の木小屋は以前トイレが外のみで赤牛の展望が素晴らしかったが、中に新設しており便利。冷えたビール、アイスクリームと何でもあり。5日、針の木小屋6時発。蓮華の小1時間の登りの間、虹の中にブロッケンがみえた。蓮華の頂上も2回目で7時25分着。蓮華の大下りで500mも下る。岩の日陰で忘れな草(ムラサキ)の群落がかわいい。北葛岳の登りは一転して日当たりの中、9時50分着。30分ほど休み、七倉岳を経てランプの宿、船窪小屋へ。昼過ぎに着いた。到着を鐘で歓迎してくれさらにお茶まで用意されていた。食事はこの山行中一番素晴らしかった。ルバーブをかためたデザートが印象に残る。夕食後のティータイムも楽しい。6日は長丁場で烏帽子岳へ。船窪小屋を5時10分に出る。天気は下り坂。船窪岳からはしごや、ロープあり。7時35分、第二ピーク着。不動の大崩れを横目に不動岳の登りがきつい。不動岳10時着。雨が降り出してきた。南沢岳12時5分。コマクサ咲く白い稜線歩きだが雨のため展望がないのが残念。烏帽子の岩を登って頂上へ。小屋までのあいだ雷と土砂降りの雨にあたってしまった。烏帽子小屋14時25分着。7日、5時25分発。三つ岳、野口五郎岳へのゆるい登りは晴れて剣岳、五色が原、薬師岳、餓鬼岳と燕岳と大展望。野口五郎岳8時15分着。真砂岳を超えて東沢乗越、10時5分、水晶小屋10時55分。小屋のコーヒーが美味しく大休憩。雲の平へ下りる途中、また雷と土砂降りの雨。岩苔乗越12時10分。祖父岳、12時50分着では三俣蓮華岳、双六、弓折の山々が展望できた。雲の平は全部木道で山荘まで最短距離の木道は通行止めで、スイス庭園方向を回って新装の雲の平山荘着。14時5分。山小屋にしてはずいぶんこった造りだが、水が十分使えないのはがっかり。夕方から晴れて水晶岳が目の前に。黒部五郎岳、笠が岳も見えてきて夕日と雲の一大ショ―を楽しむ。8日、薬師岳へ。薬師―雲の平は若かりし頃、20kg以上のキスリングとテント泊で歩いたルート。この時は槍、奥穂高まで。雲の平が期待はずれだったという印象しか残っていない。雲の平山荘発5時30分。薬師沢8時。太郎平10時15分。薬師小屋13時。薬師岳に登って来年は五色が原から、と思いを強くする。9日は太郎を経て折立へ下山。10時半着。立山に泊まり10日、富山から札幌に戻った。











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