2010年8月9日月曜日

91番目の山

(写真は水晶岳頂上から穂高連峰。小写真は赤牛岳頂上)
8月1日(日)、朝から晴れ。今日は一番長い距離を歩くが晴れていると皆の気分が違う。5時半発。水晶岳(2977m)着6時15分。岩稜の山。360度の大展望。91番目の百名山。温泉頭、高天が原からの登山路が下に伸びている。今日は初めて雨具を着ない日だ。直射日光が照りつけ暑い、時折あらわれる雪渓の雪をすくう。水晶までの稜線に比べ人がぐっと少なくなり、北アルプス最深部という実感がわく。赤牛岳(2864m)着10時。赤牛から覚悟の読売新道。ルートを8つにわけ7/8—1/8まで標識があり、標識の間は30-45分くらいで歩けたのであっけないほど楽に降りることが出来た。6/8(2578m)までは大岩の点在する稜線歩き。水晶(たぶん石英)がゴロゴロした道だ。樹林帯に入り5/8にはロボット雨量計あり。ハシゴや細かい登りもあり東沢出合、奥黒部ヒユッテ着15時。フロに入ることができ下山ムード。
8月2日(月)、6時45分発。黒部湖の周囲を忠実にたどる。急なハシゴの投降が数箇所あり神経を遣う。平ノ渡し着9時。船の来たのが10時過ぎ。われわれ8人をいれ20数人が乗船した。10分ほどで対岸に着き、そこからまた黒部湖の周囲をたどる。対岸は太陽がてりつけ結構アップダウンがある道で、お花などないし疲労もたまってきてこの山行中私に
は一番つらかった。ロッジくろよんの建物が見えてからさらに1時間ほど歩いてようやく着いた。14時半。
8月3日(火)ロッジくろよんからトロリーバスとロープウェイを乗り継ぎ室堂へ。何人かは雄山へ向かう。私はすでに剱岳、立山連峰を登っているのでさぼって、地獄めぐりとみくりが池の温泉(日本一高所にある)で入浴しのんびりコーヒーを飲む。午後バスで美女平を経て最初の宿泊地であるグランサンピア立山に戻る。

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