2013年8月9日金曜日

常念から燕岳、餓鬼岳へ

7月28日から8月2日まで北アルプス縦走。1年ぶりに会うメンバーである。28日(日)は移動日。当初は上高地から蝶が岳を経て常念だったが、天気予報が芳しくないし、長すぎるということで、一の沢からの行程となった。20年近く前に秋、所用で松本に行った帰り登ったコースである。その時は天気がよく、常念小屋の部屋の窓から槍と穂高が一枚の絵のように切り取られて見え、感動した。その時は蝶を経て上高地に下山した。翌朝、雨が結構降っているが、一の沢登山口には何十台もの車、、。登山道はよく整備されているので傘をさして出発8時15分。常念は残念ながら見えない、、。多くの下山者とすれ違う。小屋には12時ころ着いたが、風が強く頂上はあきらめテレビで「あまちゃん」を見たり、ビールとコーヒータイムになってしまった。乾燥室が広いし、水もただ、、。30日、大天井を超えて燕山荘まで。相変わらず雨もようのぱっとしない天気だが、山陰、東北地方は大雨被害に会っている。こうして山にこれただけでも感謝。小屋発6時半、大天井岳9時半。大天荘で10時のコーヒータイムをしているうちに晴れてきて、燕山荘まで花崗岩の奇岩が続く景勝地だ。しばらくルンルン気分で歩いていると、向こうからまっしぐらに走って来る動物が、、。キツネか、クマかと身構えるが何と、ウサギちゃんだった。燕山荘着、12時半。ここはとても山小屋とは思えない設備になっていた。トイレは水洗、生ビールとてんぷらうどんを食べた後、ケーキとコーヒーまで頼んでしまった。下界より料金はかかるけれど年をとると便利な方が体に楽なことを実感する。なお寝具は常念小屋もそうだったが、封筒型のシュラフに下にしくマット。

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